PEOPLE

01

誰かの役に立てている、
その実感が嬉しい

A.N

2021年入社

商学部 社会情報学科卒

大学でプログラミングの基礎を学び、手を動かしてものをつくる楽しさを知ったことが、IT業界を志望するきっかけとなる。就職活動時、大学のOB・OGが多数活躍していたことからシイエヌエスに興味を持つ。文系出身者がマネージャやチームリーダーとして活躍している姿に魅力を感じ、「長く働き続けられる」イメージが明確になったことから、入社を決めた。

現在の仕事内容

私が所属する金融サービス部は、金融業界、特に銀行などの業務アプリケーション開発・改修を担う部署です。その中で私は、ある銀行における、20年前に構築されたトレーディングシステムの改修プロジェクトに携わっています。これは取引の管理や決済・会計データを作成する基幹システムであり、使用されているC言語をJavaに書き換えることで改善を進め、提案から設計、製造、テストまで一通り携わっています。この仕事で特に意識しているのは、「使う人のことを考える」ということです。自分だけで正解を出すことはせず、実際にシステムを使う常駐先のお客様を交えながら、積極的な意見交換をしていくことを大切にしています。常に丁寧な仕事ともう一工夫を心がけることで、「任せてよかった」と言っていただけることが、大きなモチベーションになっています。

仕事のやりがい

これまでの仕事で最もやりがいを感じたのは、ある銀行システムの全バッチ機能Java化プロジェクトでの調査業務です。その機能の中には、10年に一度しか発生しないような難解で特殊な業務に関するシステムがあり、チームで分担してソースコードとデータの解析を進めていきましたが、非常に難解で資料もかなり不足していました。そこで、当時の仕様書を探していただいたり、そのシステムを長年保守していた方をつないでいただいてヒアリングをしたりなど、お客様にも様々なご協力をいただきました。そして、最終的には複雑なデータ相関図を図式化することができたという経験です。多くの苦労はありましたが、お客様を含めてチームで正解に辿り着くプロセスが、とても楽しかったことが思い起こされます。また、この成果はさらなる改善案の検討にもつながり、「誰かの役に立てたこと」に大きな達成感とやりがいを感じました。

A Day schedule

10:00

出社・朝会

出社し、チーム内で一日の進捗報告や作業の確認を行います。

11:00

自作業①

プロジェクトにおける開発や、作成したソースコードのレビュー対応などを行います。

12:00

ランチ

職場の後輩と会社周辺のお店にお昼ご飯を食べに行きます。

14:00

顧客打ち合わせ

お客様や元請けの方々と進捗確認や、プロジェクトを進める上での認識合わせを行います。

15:00

自作業②

案件の作業だけでなく、在宅勤務の際は社内作業を行うこともあります。

18:00

夕会

チーム内で一日の進捗報告や相談事項の共有を行います。

18:30

退社

仕事の後は、たまに社外の方とも一緒に中華料理を食べに行くなどしてリフレッシュしています。

これからチャレンジしたいこと

学生時代にプログラミングを学び、ものづくりの楽しさを感じたことがIT業界を選んだきっかけでした。今後は、その楽しさをより感じられるよう、今までのバッチ機能改修の経験を活かし、一からアプリケーションをつくるような仕事に挑戦したいと考えています。そのために、現在参画している大規模プロジェクトの会議などでは、自分の担当範囲外の分野であっても、積極的に話を聞くようにアンテナを張ることを意識しています。さらに、アプリケーション開発に必須となる画面(UI/UX)がどのようにつくられているのかなど、自主的に情報収集して知識を着実に増やしていきたいです。また、社内イベントを企画・運営する厚生会という組織に所属しているので、より多くの社員が交流できる企画にも挑戦し、社員同士のつながりを深めて、皆が楽しいと思える会社にしていきたいと思っています。

プライベート

プライベートでは、社内イベントを企画・運営する厚生会に所属しているため、定期的に社員との交流イベントに参加しています。以前、私が水族館好きであることをきっかけに、水族館を貸し切って社員パーティーをするというユニークなイベントを企画したこともありました。また、お琴の習い事を一年ほど続けており、仕事帰りにレッスンに通い、その音色に癒されています。休みも取りやすく、ワークライフバランスを保ちながら、自分の趣味にも時間を費やせています。

皆さんへのメッセージ

どんな仕事でも勉強は不可欠ですから、「おもしろい」と思える要素があれば、それが仕事のモチベーションになり、長く続けることができるのではないかと思います。私自身、IT知識や業務知識がほとんどゼロの状態からスタートし、勉強をしながら、周囲の先輩方にたくさんのサポートをいただいてきました。その中で得られる達成感が嬉しく、ここまで働き続けられています。全社イベントなどで多くの社員と交流できることも、若手が成長できる理由の一つになっていると思いますね。私のように文系出身でも活躍でき、着実に成長できる当社で、皆さんとご縁があることを願っています。