PEOPLE

03

常に一歩先を行くことが、
信頼につながる

A.F

2015年入社

マネージャ

総合科学研究科 生命科学研究領域卒

大学院では生命科学を専攻し、神経生理学分野で特定のタンパク質の機能研究に没頭。情報系ではなかったものの、研究で分析ツールを利用する中でIT分野のおもしろさに気づき、IT業界も視野に入れて就職活動を開始。いくつかの企業との面接を通じて、社風が自分に合っていると感じたことから、シイエヌエスへと入社した。

現在の仕事内容

インフラソリューション部は、社内システムや顧客提供システムなどのアプリケーションを動かすための「土台」となる、ITインフラの設計や構築を行うSIer部門です。その中で私は、マネージャとしてパブリッククラウドを中心とした案件を推進しています。メンバーの育成やサポートを通じて部署全体の売上を拡大することが主なミッションですが、単にマネジメントをするだけではありません。私自身がお客様への提案を行う営業的な役割も担います。シイエヌエスのマネージャ職は、現場経験を積んでいる人ばかりで、技術的なことが好きな人が多いです。かくいう私もその一人で、マネジメントをしながら、自身でも手を動かしてお客様に貢献できることにおもしろさを感じています。もしかしたら、緊急性の高い障害対応をしている時が、一番楽しいかもしれません。

仕事のやりがい

仕事をする上で、常に「プラスアルファ」の価値を提供することにこだわりを持っています。お客様の期待を満たすだけでなく、「一歩先を行く提案や成果を残す」と言い換えてもいいかもしれません。この考え方は、中学時代に親から聞いた「鍋を洗えと言われたら、鍋の外まで磨き上げる」という教えがルーツになっています。渡されたタスクをただこなすだけでなく、それ以上の価値を提供し続ける。それはとても難しいことなのですが、お客様からの「信頼」だけでなく、自身の確かな成長にもつながっていきます。実際にそれを意識してきたことで、長らくお付き合いのあるお客様から多くの案件の追加受注をいただけています。そして、それらの実績が評価され、社内MVPを受賞した時は、最も大きなやりがいを感じた瞬間となりました。

A Day schedule

09:00

出社

お客様との打ち合わせがなければ、出社時間は日によって異なります。

10:00

社内業務

メールやチャット、電話の対応を行いながら、お客様や社内メンバーとの打ち合わせをします。

12:00

昼休憩

お弁当を食べたり、時には好きな店に食べに行きます。

13:00

社内業務

午前と同様に、メールやチャット、電話の対応、打ち合わせなどを中心に行います。

17:00

マネジメント業務

メンバーのフォロー、施策活動の検討などを行います。

19:00

退社

一日の業務を終えて退社します。

これからチャレンジしたいこと

AIの台頭によりシステム開発が自動化されていく中で、求められるスキルは変化していきます。単純なタスクをこなす「人手」の必要性は減っていくと思いますが、AIを使いこなし、タスクを組み立てることができる人材はますます必要とされるはずです。そのため、組織の中では個人が担う役割を広げることが重要だと考えています。現在シイエヌエスは、社員数を急激に増やさず売上を拡大するため、一人ひとりがより大きな貢献度を持つ組織を目指しており、これも先の時代を見越した取り組みです。私たちベテランが的確にフォローをしながら、若手社員にもリーダーや複数案件を担当してもらい、早い段階から汎用的なスキルを浸透させていく。そのように全体の「底上げ」ができる育成に注力し、組織力を強化していきたいです。

プライベート

子どもが小さいので、休日は家族と一緒に過ごすことが多いです。幸いマネージャ職として経済的に家族をしっかり支えられており、副業などはせず、子どもたちと遊んで過ごす時間を大切にできています。また、社内には仲のいいつながりが多く、部活動などの活動にも参加させてもらっています。私はリモートよりも対面でのコミュニケーションのほうが好きなので、面と向かって話せる雑談の時間が取れるのはありがたいですね。

皆さんへのメッセージ

今の時代、転職は珍しくなくなりましたが、私は一緒に長く働ける仲間がいいと思っています。長く働けるかどうかは、業界や社風が自分に合っているか、そして「この人と一緒に働きたい」と思える人がいるかどうかで決まります。ぜひ、面接やインターンを通して、会社の文化やそこで働く人にたくさん触れて、確かめてみてください。また、スキルの不足を感じたとしても、入社後に学ぶことができるので安心してください。社会人でも大学に行ける時代ですし、スキルは後からでも追いつくことはできます。まずは「この会社で長く働きたい」と思えるかどうかを大切にしてほしいです。